ジェンティルドンナの戦歴について考えてみる。
私にとってローズSを勝った時点で秋華賞の勝ちは無い・・・のが例年なのだが・・・
ここをぞろ目で勝ち上がってきたところがなんとも悩ましい。
シンザン記念1着 3900万→3700万
*GⅢ 阪神1600M1着 3700万→前年のチューリップ賞と同じ
チューリップ賞4着
*減額戦 トライアルで優先出走権を取得せず
桜花賞1着
*本年からWIN5発売(GⅠでの発売完了)
オークス1着
*4日目→10日目
ローズS1着(ぞろ目)
*3日目→4日目
秋華賞
*4日目→5日目
桜花賞出走を昨年のチューリップ賞と同じ競馬場・距離で賞金も同じシンザン記念を勝ち減額されたチューリップ賞では4着というのは今考えれば素晴らしい戦歴だと。
また昨年のWIN5発売戦を考えると当初フローラSが最初のWIN5発売戦であったのが震災により皐月賞からへと変更。
そこで急遽誕生したのがオルフェーブルという3冠馬(異論もあると思いますが、震災で変更がなければ3冠馬にはなれなかったと私は考えている)
正常の
競馬番組表であったならば2012年に皐月賞がGⅠで最後のWIN5発売戦となりダービーと菊花賞をつなぎ牡馬の3冠馬誕生・・・というシナリオではなかったか?
であるならば・・・その役割は最後のWIN5発売戦となった桜花賞馬がオークスと秋華賞をつなぎ牝馬3冠馬誕生・・・というシナリオの変更がもっとも納得がいく。
そのために配慮をめぐらされた桜花賞馬に名乗りをあげたのではなかろうか?
春番組がダービーまでとなり、ダービーからダービーへという枠組みの中に菊花賞や秋華賞はもう含まれないのだ。
現2歳馬はダービーからダービーへの枠組みを知っていながら走る世代であり、現3歳馬はダービーが春番組最終日で行われることを知らずに走り出した世代。
現3歳馬である彼(彼女)等のゴールは菊花賞であり秋華賞なのだから。